ダウンライト型脱臭除菌装置 製品情報
除菌・脱臭
マイナスイオンと極微量オゾンの混合エアで、
お部屋の空気を除菌・脱臭。
除菌効果試験
試験概要 : 試験菌液を塗抹した寒天平板(以下「試験平板」という。)をサーキュレータ付・サーキュレータなしに設置し、作動させる。作動2、4及び6時間後に試験平板を取り出し、培養後、試験平板上の生育集落数を測定した。
オゾンによる除菌はオゾンの持つ強力な酸化能力によって引き起こされる化学的な作用を利用したものなので、塩素やその他の除菌方法に比べ、はるかにはやく除菌効果をあげることが出来ます。また、オゾンには塩素に比べて、約15〜30倍もの除菌効果があります(バクテリアに対しては、塩素の約600〜3,000倍の効果があるといわれています)。しかし、オゾンのみで除菌効果を得ようとした場合、オゾンの濃度を上げなければなりません。そうした場合、オゾンの強力な酸化力は食品をも酸化させることになってしまいます。また、高濃度のオゾンは、人体にも悪影響を及ぼしかねません。しかし、極微量オゾンとマイナスイオンを組み合わた混合エアであれば、除菌能力を飛躍的に高められることが研究により明らかにされました。もともと、マイナスイオンにも雑菌の繁殖能力を抑制する作用があることが知られていましたが、これを、低濃度のオゾンと組み合わせることで、除菌能力をオゾン単独の場合の10倍に高めることが出来ます。オゾン濃度に関しても作動時には0.05ppmを越えることはありませんでした。このため、人体に全く影響のない低濃度のオゾンでも、充分な除菌能力を発揮することが出来るのです。
オゾン濃度の推移
試験依頼先: 株式会社 高環境エンジニアリング
試験成績書発行年月日: 平成17年6月7日
試験平板1枚当たりの生育集落数
試験菌 | 対象 | 生育集落数(/枚) | |||
---|---|---|---|---|---|
開始時* | 2時間後 | 4時間後 | 6時間後 | ||
大腸菌 (0157:H7) |
サーキュレータ 付 |
143 | 0 | 0 | 0 |
サーキュレータ なし |
143 | 0 | 0 | 0 | |
対照未処理 | 143 | 166 | 162 | 211 | |
MRSA |
サーキュレータ 付 |
99 | 0 | 0 | 0 |
サーキュレータ なし |
99 | 0 | 0 | 0 | |
対照未処理 | 99 | 96 | 102 | 101 |
*菌接種直後の対照未処理の生菌数を測定し、開始時とした。
試験依頼先: 財団法人 日本食品分析センター
試験成績書発行年月日: 平成17年6月23日
試験成績発行番号: 第205052015-001号
脱臭効果試験
試験概要 : ダウンライト型脱臭除菌装置,サーキュレータ付についてアンモニア、メチルメルカプタン及び硫化水素の脱臭効果をガス検知管により試験しました。
アンモニアの試験結果
(単位 : ppm)
試料 | 経過時間(min) | ||||
---|---|---|---|---|---|
10 | 30 | 60 | 120 | 180 | |
作動 | 91 | 78 | 71 | 57 | 49 |
作動せず | 96 | 87 | 82 | 74 | 60 |
初期条件 : ガス濃度 約100ppm
メチルメルカプタンの試験結果
(単位 : ppm)
試料 | 経過時間(min) | ||||
---|---|---|---|---|---|
10 | 30 | 60 | 120 | 180 | |
作動 | 50 | 42 | 38 | 24 | 13 |
作動せず | 50 | 50 | 50 | 46 | 43 |
初期条件 : ガス濃度 約50ppm
アンモニアの試験結果
(単位 : ppm)
試料 | 経過時間(min) | ||||
---|---|---|---|---|---|
10 | 30 | 60 | 120 | 180 | |
作動 | 92 | 83 | 77 | 60 | 46 |
作動せず | 99 | 96 | 95 | 87 | 80 |
初期条件 : ガス濃度 約100ppm
試験依頼先: 財団法人 日本食品分析センター 試験成績書発行年月日: 平成17年6月7日
試験成績発行番号: 第505040569-001号
イオンサプライは常時作動して使用しますので、データ以上の効果が可能です。
拡散対流
除菌・脱臭効果をサーキュレータで室内全体に拡散対流。
部屋の中の風の流れは小さな力でも起こすことができます。この図は高さ2m幅4mの模擬的な部屋の端に本装置1台を取り付けた場合のシミュレーション結果ですが、装置を稼働後5分後の室内の風の動きを示しています。稼働直後はいろいろな形の渦ができますが、渦はだんだんと発達し、最終的にこの例では部屋の中全体を2つの渦により空気が循環していることが分かります。 このように本装置を天井面に設置すれば、部屋の内部の温度成層(*)を解消することが可能です。
(*)温度成層床が冷たくて天井付近が暖かい場合、部屋の中では対流が生じなくなり、部屋内部の垂直方向の温度分布は不均一になります。このような状態を温度成層が生じていると言います。
拡散対流シミュレーション
1秒後
端部から静止状態から
緩やかな空気の流れを起こします。
30秒後
空気の流れが奥まで行き、
楕円の渦状に広がります。
5秒後
次に、楕円の渦状が中央で
左右対称の動きを維持します。
このシミュレーションの結果から、避難常夜灯を装備している本機は端部(出入り口付近)の設置がお薦めです。
中央部1
秒後中央から静止状態から
緩やかな空気の流れ
30
秒後空気の流れが
左右対称の渦状に
5
秒後空気の流れは常に
シンメトリーの動きを維持
試験依頼先: 株式会社 高環境エンジニアリング
発行年月日: 平成17年7月7日
病医院、特養・老人保護施設の部屋及びトイレ等に最適
イオンサプライ取付後
効果拡散対流
- 除 菌
- 脱 臭
マイナスイオンと極微量オゾンの
混合エアで除菌・脱臭効果
マイナスイオンと極微量オゾンの
混合エアで除菌・脱臭効果
ダウンライト型脱臭除菌装置イオンサプライの拡散対流で室内の除菌・脱臭が抜群!!しかも、冷暖房では省エネ!
通常のお部屋で除菌・脱臭機器を作動させても、室内環境は一定に保てません(家具等の遮蔽物)。 しかし、当社製品「イオンサプライ」を使用すると、除菌・脱臭効果をサーキュレータによる微風で室内に拡散対流をおこし、快適な室内環境をつくりあげることができるのです。また、夏は窓辺から太陽熱が進入し不快ゾーンが広がり矛盾した室内環境となり、冬は同じように窓辺から暖かい空気が放射熱となって逃げていき、不快ゾーンが拡大していきます。そんなとき「イオンサプライ」の拡散対流では、除菌・脱臭効果を広げ、室内空気も均一化され、光熱費をおさえた省エネ環境製品です。
室内温度
室内空気の継続循環で、部屋の温度を均一化。
ダウンライト型脱臭除菌装置イオンサプライの除菌・脱臭作用を効率よく室内全体に作用させる「拡散対流」。常時、継続的な空気の流れを起こすことにより、室内温度もその拡散対流の影響を受け温度の均一化が見られるようになったのです。下記のグラフは、出入り口付近の天井面に本製品を設置し、作動前とその後の室温の経過を計測したものです。10分後には平衡状態に達し、室内温度は標準平均室温の±0.5℃以内に収束しました。つまり、室内の温度分布は均一化され、快適な室内環境を提供することができます。
なお、実際に本装置を設置する位置は特定しません。
室内温度分布試験
実験条件
機械設置位置 | :長辺壁より |
---|---|
気温 | :24.5℃ |
平均室温 | :16.75℃ |
平均壁温度 | :18.2℃ |
平均天井面温度 | :21.1 |
平均床温度 | :11.1℃ |
試験依頼先: 株式会社 高環境エンジニアリング
試験成績書発行年月日: 平成17年6月7日
試験成績発行番号: 1X1L