9月がピークのRSウイルス感染症って?
こんにちは、デンネツ広報担当です。
9月も中旬に入りますが、暑い日が続きますね。
夏の感染症のピークを過ぎ、冬まで感染症リスクの少ない季節になってきました。
しかし、そんな9月から本格的に流行し始める、といわれるウイルスはご存知でしたか?
それが今回ご紹介する「RSウイルス」です。
RSウイルス感染症とは呼吸器系の感染症です。
発症は子どもが極めて多く、2歳までにほとんどの子どもが感染すると言われています。
9月頃から初春までがピークとされてきました。
感染力が高く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要です。
感染すると、「発熱」「鼻水」「咳」など軽い風邪のような症状が出ます。
大人の場合RSウイルスであることに気がつかない場合も多いですが、
RSウイルスに感染した乳幼児からRSウイルスに感染した場合、大量のウイルスに曝露されるため重症化するケースもあります。
・かかってしまった際には?
RSウイルスに有方な治療方法は対症治療(症状をやわらげる治療)しかありません。
重症化した場合には、酸素投与、点滴などが行われます。
RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみ、または会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことで感染します。
感染の多くは、この「飛沫感染」によると考えられ、ドアノブなどの表面についたウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜や傷口などを通して感染する「接触感染」も成立します。
子どもの病気と侮らず、自身の感染対策を徹底することが大切です。