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止まらない流行!マイコプラズマ肺炎とは

今年7月に入ってから増加が続いている「マイコプラズマ肺炎」。

過去5年間の同時期と比較してもかなり多くなっています。

 

◆マイコプラズマ肺炎とは?

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる感染症です。

小児や若い人の肺炎の原因として挙げられることが多いですが、成人者の感染報告もあります。

マイコプラズマ肺炎は1年を通じて感染リスクが高いため、注意が必要な病気です。

 

◆症状は?

発熱や全身のけん怠感(だるさ)、頭痛、たんを伴わない咳などの症状がみられます。咳は熱が下がったあとも3〜4週間程度、長期にわたって続くのが特徴です。一部の人は肺炎に至るなど、重症化することもあります。

 

◆感染経路は?

飛沫感染が多く、患者のせきの飛沫を吸いこんだり、患者と身近で接触したりすることにより感染すると言われています。

 

近年は、抗菌薬の効かない「耐性菌」が増えてきています。特にせきが出る場合は、マスクをする、人混みを避けるなど、他の人にうつさないように気をつけましょう。

 

また、症状の疑いが出た時は、速やかに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

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