感染症の流行とともに…マスクの発祥はいつ?
感染症対策だったマスクも、日常への普及によって
体調の悪い時につけるものから一気にファッションの1アイテムとして取り扱われるケースも増えました。
カラフルなものからおしゃれなバイカラー。果てはニット素材までさまざまなマスクが売られています。
そんなマスク、日本で初めて生まれたのはいつ頃だったかご存知でしょうか?
日本のマスク発祥はなんと明治初期。
当時は真鍮の金網に布地のフィルターが取り付けられており、風邪予防などではなく主に工場の生産で起きる粉塵避けなどに使用されていたそうです。
1918年のインフルエンザ、当時でいうスペイン風邪の流行がきっかけとなり、感染症予防として使用されるようになりました。
昭和に入り、インフルエンザが再び猛威をふるうと、マスクの普及はさらに進みます。
その後、インフルエンザがはやるたびにマスクは次第にその形を変えていき、1973年にはお馴染みの不織布製プリーツ型のマスクが日本での生産・販売されるようになったそうです。
感染症の流行のたびに、マスクが進化を重ねていることがわかりますね。
マスクはつけ方や素材によって飛沫の防止策に適用されにくくなってしまったり、この時期ですとマスクにこもる熱によって体調を崩す場合も多いです。
快適にマスクをつけられるよう、使用用途によって素材や形を選んで購入することがおすすめです。