冬は肺炎の流行期!マイコプラズマ肺炎とは
こんにちは、デンネツ広報担当です。
睦月に入り寒さも本格的になりました。
冬の乾燥した空気はウイルスが住みやすい環境となり、
屋内外の気温差などによる免疫力低下と重なりさまざまな病気になりやすい季節です。
風邪、インフルエンザは冬の病気の代名詞ですが肺炎の流行も見られます。
特にここ数年、季節を問わず若い年齢層にマイコプラズマ肺炎の発症が流行しています。
肺炎は名前の通り肺に炎症が起き、高熱や激しい痰や咳などの症状を発症します。
普通の風邪と異なる特徴として、痰の出ない乾いた咳が5日以上続いて呼吸が苦しいという点が挙げられます。
発熱が治まった後も3~4週間ほど症状が長びくことがあります。
肺炎予防の基本対策はインフルエンザと同じく、
『マスク』『手洗い』『うがい』、そして『ワクチン』です。
現在日本では、生後2ヶ月から5歳未満まで接種できる「小児用肺炎球菌ワクチン」と成人用の「肺炎球菌ワクチン」が接種できます。
ただ、ワクチンによる耐性は完全ではなく、ウイルス感染による重篤な症状を軽減させることが目的です。ワクチンを接種したとしても感染症にかからずに済むよう、手洗いうがいやよく使う日用品も清潔に保つなど、普段からできる対策でしっかりと感染を防いでいきましょう。