プールの季節じゃないのに…なぜ流行?アルコールの効きにくい感染症「プール熱」
10月に入り多くのアミューズメントプールが今年の営業を終えたようです。
水泳の授業などもすでに終わっているはずのこの季節、新型コロナウイルス・インフルエンザに続き一部の地域ではなぜか「プール熱」が流行しています。
一体なぜなのでしょうか?
プール熱は、プールが主な感染原因となるためこのような名称が付けられていますが、感染経路は接触感染、飛まつ感染とされており、プール以外でも十分に感染の可能性がある感染症です。特に今年は猛暑が続き、体力や免疫力が低下している人が多い理由から、流行しているのではないかといわれています。
プール熱はウイルスに有効な薬がなく、アルコール消毒が効きにくいことが特徴です。
いたるところでアルコール消毒液がある今、手をアルコール消毒したからと、ついつい安心してしまいがち・・・。
基本にかえって、石鹸を使った手洗いをしっかりとすることが感染予防につながります。