ウイルス性胃腸炎の感染対策!感染を広げない看病のポイント

こんにちは、デンネツ広報担当です。
ウイルス性胃腸炎は毎年冬に流行し、一人が感染すると2~4人に広がるほど感染力の強い病気です。適切な予防と対策を心がけましょう。
〈ウイルス性胃腸炎とは〉
ウイルス性胃腸炎は、主にノロウイルスやロタウイルスが原因となり、冬季に流行する感染症です。急な下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状が現れ、特に子どもや高齢者は脱水症状を起こしやすいため注意が必要です。
感染経路の多くは接触感染です。家庭内では食器やタオルの共有が多いため、感染拡大を防ぐための対策が欠かせません。
〈感染を防ぐポイント〉
①手洗い
トイレの使用後や嘔吐物処理後は、石けんを使ってしっかり手を洗いましょう。アルコール消毒だけでは不十分です。
②吐物・排泄物の処理
手袋・マスクを着用し、ペーパータオルで拭き取った後、次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)で消毒。汚物は密閉袋に入れて廃棄してください。
③衣類やリネン類の洗浄
衣類や寝具は熱湯消毒(60℃以上)または漂白剤で洗い、ウイルスを除去しましょう。
④換気
定期的に窓を開け、空気を入れ替えて室内の衛生環境を整えましょう。
⑤食事管理
生ものや加熱が不十分な食品は避けるようにしましょう。
また、感染者専用のタオルや食器を用意し、共用を避けることが重要です。症状が治まった後も1~2週間はウイルスが排出されるため、予防策を継続しましょう。