アルコールが効きにくい!?手足口病の対策方法
こんにちは、デンネツ広報担当です。
ウイルス性の感染症「手足口病」の感染者数が増加し、23日には甲府と峡東の2つの地域の保健所管内で警報レベルとなりました。
県内での「手足口病」が警報レベルになるのは、2年ぶりとのことです。
手足口病とは、主にコクサッキーウイルスが引き起こす、例年暖かい時期に流行する感染症です。
子どもの感染率が高く報告数の90%前後を乳幼児が占めています。
感染してから3.5日後に、口の中、手のひら、足の裏に2〜3ミリの水疱状の発疹ができるといった症状が特徴です。
多くの場合は7〜10日で治りますが、まれに髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの合併症や、心筋炎、神経原生肺水腫などの症状を引き起こす場合があります。特に子どもの感染時には、病状を注意深く観察することが必要です。
手足口病のウイルスは新型コロナウイルスなどと違い、アルコール消毒が効きにくい感染症です。
アルコール消毒の前に、しっかりと石鹸と流水で手を洗いましょう!