デンネツ殺菌エアータオルⓇ製品情報
殺菌能力
コロニー計測試験
大腸菌(O157:H7)/サルモネラ菌/黄色ブドウ球菌の菌液を塗った、菌を培養するための寒天(試験平板)をデンネツ殺菌エアータオルの熱風吹き出し口の下に設置します。除菌ランプ照射を10秒行った後、試験平板上に残った菌を培養し、増殖した菌のコロニーをカウントすることにより、菌数を測定しました。これにより『増殖可能な菌』の数を測定できます。
除菌効果試験
試験依頼先:一般財団法人 日本食品分析センター 試験成績書発行年月日:2017年12月14日
試験結果番号:第17129821001-0101号
試験菌液を塗抹した寒天平板を試験平板とした。試験平板を検体の温風吹き出し口より10 cm下方に設置し、検体を作動させた。作動10秒後に試験平板を取り出し、培養後の試験平板上の生育集落数を計測した。また、測定回数は3回とした。
試験平板上の生育集落数計測結果
試験菌 | 区分 | 生育集落数(/枚) | ||
---|---|---|---|---|
測定-1 | 測定-2 | 測定-3 | ||
大腸菌 (O157:H7) |
作動前 | 131 | 142 | 117 |
検体作動10秒後 | 0 | 0 | 0 | |
サルモネラ菌 | 作動前 | 315 | 311 | 288 |
検体作動10秒後 | 0 | 0 | 0 | |
黄色 ブドウ球菌 |
作動前 | 393 | 394 | 443 |
検体作動10秒後 | 0 | 0 | 0 |
大腸菌(O157:H7)
サルモネラ菌
黄色ブドウ球菌
試験結果 測定3回ともたった10秒で大腸菌が全て除菌!
蛍光染色法試験
大腸菌(O157:H7)/黄色ブドウ球菌液を塗った、試験平板をデンネツ殺菌エアータオルの熱風吹き出し口の下に設置します。
除菌ランプ照射を20秒行った後、除菌生理食塩水を入れ、撹拌、吸引、濾過を行い検査用の液体を作ります。そこに3種の蛍光試薬により核をそれぞれ染色し、電子顕微鏡を用いて計測します。下に記したように各蛍光試薬によってそれぞれの活性状態の菌について検査できます。
除菌効果試験
大腸菌(O157:H7)
デンネツ殺菌エアータオルは、すべての活性状態の菌に確実に効果を発揮し、2,000万個(2.0×107個)もの驚異的な数の菌を除菌していたことが実証されました。
蛍光試薬(a)緑色
[1]増殖可能な菌群が緑色に発色します
蛍光試薬(b)赤色
[2]活発だが増殖出来ない菌群、[3]元気がなく増殖出来ない菌群が赤色に発色します
蛍光試薬(c)青色
[1〜3]生きている菌群が赤色に、[4]死んでいる菌群が青色に発色します
大腸菌(O157)の除菌効果試験結果
検体 |
繁殖力の ある菌数 |
繁殖力は ないが生き ている数 |
死んでいる 菌数 |
死んで 分解した 菌数 |
総菌群 |
---|---|---|---|---|---|
処理前 | 2.3×107 | 8.5×105 | 0 | 0 | 2.4×107 |
処理後 | 0 | 0 | 2.0×107 | 6.8×105 | 2.1×107 |
大腸菌(O157)
緑色(繁殖力のある菌群)がすべて消えました。
赤色(繁殖力はないが生きている菌群)がすべて消えました。
赤色(生きている菌群)がすべて青色(死んでいる菌群)に変わりました。
黄色ブドウ球菌(MRSA)
デンネツ殺菌エアータオルは、すべての活性状態の菌に確実に効果を発揮し、3,900万個(3.9×107個)もの驚異的な数の菌を除菌していたことが実証されました。
蛍光試薬(a)緑色
[1]増殖可能な菌群が緑色に発色します
蛍光試薬(b)赤色
[2]活発だが増殖出来ない菌群、[3]元気がなく増殖出来ない菌群が赤色に発色します
蛍光試薬(c)青色
[1〜3]生きている菌群が赤色に、[4]死んでいる菌群が青色に発色します
黄色ブドウ球菌(MRSA)の除菌効果試験結果
検体 |
繁殖力の ある菌数 |
繁殖力は ないが生き ている数 |
死んでいる 菌数 |
死んで 分解した 菌数 |
総菌群 |
---|---|---|---|---|---|
処理前 | 4.9×107 | 1.7×106 | 0 | 0 | 5.1×107 |
処理後 | 3 ※ | 0 | 3.9×107 | 1.4×105 | 3.9×107 |
※この数は試験のバラツキ、あるいは前試験の残存菌によるものと思われます。
黄色ブドウ球菌(MRSA)
緑色(繁殖力のある菌群)がすべて消えました。
赤色(繁殖力はないが生きている菌群)がすべて消えました。
赤色(生きている菌群)がすべて青色(死んでいる菌群)に変わりました。
熱風による除菌効果試験
【除菌方法①】
ヒーターを作動させない状態で20秒間除菌(冷風+紫外線)
【除菌方法②】
ヒーターを作動させて20秒間除菌(熱風+紫外線)
[手指の細菌数測定方法]
左右の手のひらを別々のパームスタンプチェックに約10秒間押しつけ、24時間35℃で培養する。
試験菌 | 試験員A | 試験員B | 試験員C | |||
---|---|---|---|---|---|---|
右手 | 左手 | 右手 | 左手 | 右手 | 左手 | |
未処理 | 25 | 14 | 272 | 234 | 137 | 255 |
除菌方法① 冷風+紫外線 |
3 | 3 | 14 | 21 | 18 | 11 |
除菌方法② 熱風+紫外線 |
0 | 0 | 8 | 5 | 2 | 3 |
パームスタンプチェック:一般細菌(SCDLP)寒天培地
株式会祉日研生物医学研究所製
広角度吹出し口:温度・風速比較
ヒーター(Hi)+風量(強) | 左側 | 右側 | |
---|---|---|---|
吹出し口 0cm |
温度(℃) | 51.7 | 68.5 |
風速(m/sec) | 43.6 | 48.6 | |
吹出し口 5cm |
温度(℃) | 46.1 | 47.1 |
風速(m/sec) | 34.8 | 32.5 | |
吹出し口 10cm |
温度(℃) | 42.5 | 42.0 |
風速(m/sec) | 19.8 | 18.7 |
表面抗菌効果
表面処理抗菌試験結果
試験依頼先:一般財団法人 日本食品分析センター 試験成績書発行年月日:2006年11月24日
試験結果番号:第106110790-002号
JIS Z 2801:2000「抗菌加工製品-抗菌性能試験方法・抗菌効果」5.2 プラスチック製品などの試験方法により、検体(表面処理加工)の抗菌力試験を行った。
抗菌活性値
試験菌 | 抗菌活性値* |
---|---|
大腸菌 | 4.2 |
黄色ブドウ球菌 | 3.9 |
*抗菌効果:2.0以上
抗菌活性値
試験菌 | 測定状況 | 表面処理 | 試験片1枚の生菌数(/枚) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
測定-1 | 測定-2 | 測定-3 | 平均値 | |||
大腸菌 | 摂取直後 | – | 2.0×105 | 1.8×105 | 1.9×105 | 1.9×105 |
35℃ 24時間後 |
加工前 | 1.8×107 | 1.9×107 | 1.7×107 | 1.8×107 | |
加工後 | 2.1×103 | 3.5×102 | 4.7×102 | 9.7×102 | ||
黄色ブドウ球菌 | 摂取直後 | – | 1.7×105 | 1.4×105 | 1.5×105 | 1.5×105 |
35℃ 24時間後 |
加工前 | 3.1×105 | 3.1×105 | 3.8×105 | 3.3×105 | |
加工後 | 0 | 50 | 50 | 37 |
光触媒性能評価試験結果
試験依頼先:住友化学株式会社 基礎化学品研究所 試験成績書発行年月日:2006年12月14日
- …光触媒 加工品
- …未加工品
※アセトアルデヒド…悪臭の原因物質のひとつ。青ぐさい刺激臭のある無色の化学物質。
- デンネツ殺菌エアータオル 表面材:75mm角
- 1Lテドラーバッグ
- 600mL合成空気
(RH50%)
1%CH3CHO:0.6mL…10ppm相当 - 光源FL × 2本6.000Lx