除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

清潔・快適に使うためのトイレマナー

こんにちは、デンネツ広報担当です。

皆さんは飲食店などでトイレを利用した際、「トイレのフタを閉めてください」という貼り紙を見かけたことはありませんか?

実は、フタを閉めることにはさまざまな理由があるのです。

今回は、衛生面の豆知識とともに、フタを閉めることのメリットをご紹介します。

 

■トイレのフタを閉めることで得られるメリット

トイレを流す際にフタを閉めるのは、飛沫の飛散を防ぐためとよく言われますが、近年の研究では「フタを閉めても開けていても飛散量に大きな差はない」という説も出てきています。

 

それでも、フタには以下のような役割があります。

 

・便器内の水(封水)への異物落下を防ぐ

・便器の見た目を美しく整える

・断熱効果を高める(特に温水洗浄便座・暖房便座の場合)

 ※温水洗浄便座や暖房便座は電気で便座を温めています。

  フタを閉めることで熱の放散を防ぎ、節電にもつながります。

 

たった一つの習慣、「便座のフタを閉めて流す」だけで、トイレ空間をより清潔で快適に保つことができます。

衛生的で見た目もスマート、さらにエコにもつながるこの習慣。

ぜひ、今日から意識してみてください!

お風呂でリラックスが感染症対策になる理由とは?

こんにちは、デンネツ広報担当です!

春らしいぽかぽか陽気の日が増えてきましたね。新しい季節の始まり、皆さんは体調を崩されていませんか?

暖かくなると「そろそろシャワーだけでいいかな」と思う方も多いかもしれませんが、実は春こそ、しっかり湯船に浸かることが健康維持には欠かせません。

今回は、春のお風呂が健康管理に役立つ理由と、安心・安全に入浴するためのポイントについてご紹介します!

 

〈春こそお風呂が大切な3つの理由〉

① 朝晩の寒暖差で免疫力が低下しやすい

春は寒暖差が大きく、体温調節が難しい季節です。体が冷えると免疫力が下がり、風邪や感染症のリスクが高まります。

湯船で体をしっかり温めることで、体温を維持して免疫機能をサポートしましょう。

 

② 冬の疲れが春に表れやすい

春は自律神経が乱れがちな季節でもあります。冬に蓄積した疲れや冷えが、春先に体調不良として現れることも。

お風呂で血行を促進することで、自律神経のバランスを整え、心身ともにリフレッシュできます。

 

③ 花粉&ウイルス対策にも効果的

花粉症の方は、お風呂で全身に付着した花粉をしっかり洗い流すことが大切です。

さらに、春は気温の上昇に反して湿度が下がり、ウイルスが活発になりやすい時期でもあります。

お風呂の蒸気で鼻や喉の粘膜を潤すことで、ウイルスや花粉の侵入を防ぐ効果も期待できます。

 

〈安全に効果を高める入浴ポイント〉

・38〜40℃程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かりましょう(熱すぎるお湯は、かえって疲労や血圧上昇の原因に)

・脱衣所や浴室との温度差にも注意を(急激な温度変化はヒートショックのリスクを高めます。入浴前に脱衣所を暖める、浴室の扉を閉めておくなど工夫を)

・入浴前後にはコップ1杯の水を飲み、水分補給を忘れずに

・寝る前の入浴は、リラックス効果に加え、睡眠の質の向上や免疫力アップにもつながります

 

「もうシャワーだけでいいかな」と思いがちですが、春こそ湯船に浸かることで、季節の変わり目の体調管理がぐっと楽になります。

寒暖差による負担を軽減し、免疫力を高めるためにも、この春もお風呂習慣を無理なく続けてみてくださいね!

気づかぬうちに感染!? 無症状でも広がるウイルスとは?

こんにちは、デンネツ広報担当です!

春の訪れとともに寒暖差が大きくなり、体調を崩しやすい季節ですね。皆さん、お元気でしょうか?

 

この時期は風邪や花粉症が気になりますが、実は「無症状でも感染を広げるウイルス」にも注意が必要です。

 

「元気だから大丈夫」と思っていても、知らないうちにウイルスを拡散してしまうことがあります。

今回は、症状がなくても感染が広がる要注意ウイルスについてお話しします。

 

〈 無症状でも感染を広げるウイルス 〉

① コロナウイルス

→ 約40%が無症状感染。会話をするだけでも飛沫が飛び、気づかないうちに感染を広げてしまうことがあります。

 

② インフルエンザ

→ 発症する1日前から感染力があるため、職場や学校で「知らない間にうつしていた」というケースが多発しています。

③ ノロウイルス

→ 症状がなくてもウイルスを持っている人がいるため、手を介して食品を汚染し、爆発的に感染が広がることがあります。

 

④ 麻疹(はしか)

→ 発疹が出る4日前から感染力が非常に強く、空気感染するため、同じ部屋にいるだけで感染する可能性があります。

「症状が出ていない=感染していない」わけではありません。

 

特にインフルエンザやコロナウイルスは、「症状が出る前の1〜2日間が最も感染力が強い」と言われています。

そのため、自分では気づかないうちに、大切な人にウイルスをうつしてしまうリスクがあります。

 

今すぐできる感染予防!

□マスクの着用(特に人混みや会話をする場面で)

□ 手洗い・手指消毒(無意識のうちに触れたものからの感染を防ぐ)

□換気&適度な距離の確保(飛沫の拡散を抑える)

□体調が良くても予防を意識する

 

「もしかして、知らないうちに誰かにうつしていたかも…?」と不安に思った方は、今すぐできる対策を実践してみてください!

家の中で最も菌が多い場所はどこか知っていますか?

こんにちは、デンネツ広報担当です!

新生活が始まり、住まいの衛生環境を見直す機会が増える季節ですね。

さて、「家の中で最も菌が多い場所」はどこだと思いますか?

 

多くの方が「トイレ」と考えるかもしれませんが、実は便座よりも菌が繁殖しやすい場所があるんです。

今回は、特に注意すべき3つのポイントをご紹介します!

 

新生活に要チェック!菌が多い3つの場所

■ キッチンスポンジ

家庭内で最も菌が多いとされるのがキッチンスポンジ。湿気や食べカスが残りやすく、細菌が急速に増殖する環境が整っています。

 

【対策】

◎ 週1回の交換

◎ 熱湯消毒

◎ 電子レンジ(600Wで1分加熱)で除菌

 

■ シンクの排水口

食べカスや油汚れが溜まりやすく、湿気も多いため、雑菌の温床になりがちです。

 

【対策】

◎ 重曹+クエン酸で定期的に掃除

◎ 週1回の熱湯消毒

◎ ヌメリ防止のためこまめに清掃

 

■ 蛇口の付け根

水滴がたまりやすい場所は、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。

 

【対策】

◎ こまめに拭き取り、乾燥させる

◎ 定期的にアルコール除菌

 

これらの場所を放置すると、食中毒や感染症のリスクが高まります。

特にキッチンスポンジにはサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌などの危険な細菌が繁殖しやすいため、適切な管理が欠かせません。

 

毎日のちょっとした工夫で、清潔で快適な暮らしを守りましょう!

ウイルスの運び屋・エアロゾルとは?





こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

コロナ禍で「飛沫」という言葉をよく耳にしたかと思いますが、実は「エアロゾル」という微細な粒子もウイルスを含んで空気中を漂うことがあります。

では、どのようにすればエアロゾルに含まれるウイルスを減らすことができるのでしょうか?今回はその仕組みと予防策についてお伝えします。

 

〈エアロゾルとは?〉

エアロゾルとは、空気中に浮かぶ非常に小さな粒子のことを指します。くしゃみや咳によって飛び散った飛沫が蒸発し、さらに微細な粒子となったものがエアロゾルです。

 

〈エアロゾルによる感染の仕組み〉

エアロゾルは空気中を長時間漂うため、換気の悪い場所ではウイルスを含んだエアロゾルが蓄積し、感染リスクが高まります。

例えば、無症状の感染者が会話をするだけでも、エアロゾルを介してウイルスが広がる可能性があります。

 

〈エアロゾルを防ぐ方法〉

・こまめな換気を行い、エアロゾルの滞留を防ぐ。

・不織布マスクや医療用マスクを着用し、飛沫の発生を抑える。

・適切な空気清浄機を使用し、室内の空気を浄化する。

・加湿を適切に行い、エアロゾルの拡散を抑制する。

自分自身や周りの人を守るために、エアロゾル対策を意識しましょう。


                            
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