除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

感染症、何日休めばいいの?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

最近感染者が増加しているインフルエンザや新型コロナウイルス感染症など、感染力の高い感染症にかかった場合、学校や職場でお休みと取る必要があります。
その日数は感染症の種類によって変わりますが、それぞれ一体何日休まなければいけないか、知っていますか?

 

今回は感染症にかかってしまった際の休暇日数をご紹介します。

 

まず、学校保健安全法における「学校」では、第一種~第三種の感染症は国が取り決めた出席停止基準に従い、欠席しなければなりません。
対して職場では「学校保健安全法」をひとつの基準として対応することが大切ですが、 全く同じにする必要はありません。 
「何日休む必要があるか」「休んだらその扱いはどうなるのか」に関しては職場(の事情に合わせたところ)の就業規則の方が優先されます。
また、飲食店で働く調理従事者がノロウイルスに感染した場合などは休まなければならず、陰性が確認できるまで調理業務に就くことができないなど、一般とは異なる対応が求められる職種も存在します。

 

第一種〜第三種の基準は、一般的に第一種から、感染力が高いもしくは症状の重い順に設定されています。

 

<第一種感染症>
完全に治癒するまでが出席停止。

 

<第二種感染症>
飛沫感染をする感染症で児童生徒等の罹患が多く、学校において流行を広げる可能性が高いものが分類される。感染症ごとに定めた出席停止の期間がある。たとえば麻疹(はしか)は解熱後3日を経過するまで、風疹(三日ばしか)なら発疹が消失するまでなど、それぞれ対応期間が異なる。

 

<第三種感染症>
学校教育活動を通じ、学校において流行を広げる可能性があるものが分類される。出席停止の期間の基準は、共通して「病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで」とされる。

 

感染症にかかってしまった際には学校や会社の指示に従って休みを取ることも大事ですが、自身の体調を考え、指定の日数を超えても体調が回復しない場合は無理せず休息を取ることが大切です。

 

なにより、感染症にかからないように予防は重要です。日常的に体調管理や感染症対策を怠らないようにしましょう!

秋なのにインフルエンザで学級閉鎖?

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こんにちは、デンネツ広報担当です。
気温30℃を超える日がまだまだ続くこの時期、全国でインフルエンザによる学級閉鎖の報告が相次いでいます。

 

従来、インフルエンザのピークは1月から2月と言われていました。ところが今年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことで人の動きが活発になり、その結果インフルエンザが海外から国内に持ち込まれた可能性もあるそうです。

 

しかしこの時期にインフルエンザが流行すると、困ったことが…
インフルエンザワクチ ン接種が9月は始まっていないのです。

 

今シーズンのワクチン接種は10月1日から開始されます。

現状でできるワクチン接 種以外の感染症予防策は
・外出後の手洗いや適度な湿度の保持
・じゅうぶんな休養とバランスのとれた栄養摂取
・繁華街や人混みでのマスク着用(可能なら繁華街・人混みへの外出は控える)
などでしょうか。

 

また、多くの病院では年内にインフルエンザワクチン接種を行うことを推奨していますが、
今年はできるだけ早めの時期、10月〜11月にワクチン接種しておくと、感染症予防や重症化防止に有効かもしれません。

 

防御策はしっかりとり、安心な晩夏を過ごしましょう。

9月がピークのRSウイルス感染症って?





こんにちは、デンネツ広報担当です。
9月も中旬に入りますが、暑い日が続きますね。
夏の感染症のピークを過ぎ、冬まで感染症リスクの少ない季節になってきました。
しかし、そんな9月から本格的に流行し始める、といわれるウイルスはご存知でしたか?
それが今回ご紹介する「RSウイルス」です。

 

RSウイルス感染症とは呼吸器系の感染症です。
発症は子どもが極めて多く、2歳までにほとんどの子どもが感染すると言われています。
9月頃から初春までがピークとされてきました。
感染力が高く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要です。

 

感染すると、「発熱」「鼻水」「咳」など軽い風邪のような症状が出ます。
大人の場合RSウイルスであることに気がつかない場合も多いですが、
RSウイルスに感染した乳幼児からRSウイルスに感染した場合、大量のウイルスに曝露されるため重症化するケースもあります。

 

・かかってしまった際には?
RSウイルスに有方な治療方法は対症治療(症状をやわらげる治療)しかありません。
重症化した場合には、酸素投与、点滴などが行われます。

 

RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみ、または会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことで感染します。
感染の多くは、この「飛沫感染」によると考えられ、ドアノブなどの表面についたウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜や傷口などを通して感染する「接触感染」も成立します。

 

子どもの病気と侮らず、自身の感染対策を徹底することが大切です。

【正しい捨て方、知っていますか?除菌アルコールの廃棄方法】

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

感染症対策に重宝するアルコール。今や家庭にあることが当たり前の商品となりました。
多くの方が日常的に使用していると思われますが、アルコール消毒には3年の使用期限があることをご存知ですか?
新型コロナの感染拡大が始まったのは2020年ごろ、つまり、その頃購入したものはそろそろ期限が切れてしまうのです。
使用期限を過ぎた消毒液は除菌効果が薄れていたり、容器の成分が経年変化で溶け出し、使用の際にトラブルが起きてしまう可能性がありますので、早めの廃棄をお勧めします。しかし、アルコールの廃棄には十分気をつけておこなう必要性があります。

 

アルコール液は、濃度が60パーセント以上あるものは、揮発性があって引火しやすいため消防法上の危険物にあたります。

 

使用期限が過ぎてしまうなど、余ってしまった「アルコール消毒液」の処分は十分注意をしなくてはなりません。

 

●雑巾や古紙などに染み込ませ、十分に乾燥させてから燃えるごみに出す。
 ※火の気がない換気された場所で乾燥させましょう。
 ※流しに流すことは決して行わないでください。(下水道で発火の危険あり)

 

●空になったボトルはプラスチックごみの日に出す。(プラマークがない場合は可燃ごみ)
 ※各自治体により異なるため、指示に従って出すこと。

 

余ってしまった消毒液が大量の場合は、無理に自分だけで処理しようと思わず、薬品などを処理する業者へ連絡し、対応してもらうことも可能です。

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