除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

もしも食中毒になってしまったら

こんにちは、デンネツ広報担当です。最近、集団食中毒事件が世間を騒がせています。暑い季節を過ぎ、食品が腐りにくくなるこの時期こそ、食品衛生への意識が下がり危険な時期。

 万が一自分が食中毒になってしまった時、どのような対応をすればいいのか知っていますか?今回はもし食中毒に遭ってしまった場合の、適切な対応方法をご紹介していきます。

 

 もし食中毒による下痢や嘔吐があった場合、下痢止めや吐き気止めなどを服用してはいけません。吐き気が治まる代わりに、菌の排出も止めてしまうからです。食中毒時の下痢や嘔吐は、体が危険物質を外に出そうとする正常な反応です。この場合は、こまめに水分を取ることで対応できることが理想です。


しかし、どうしても嘔吐がやまず、摂取した水分も吐き出してしまう状態が続くと、脱水症状を起こす危険性があります。

口が渇く・立ちくらみなど、危険を感じた際には医療機関を受診しましょう。また、子どもは成人より体が小さい分、脱水症状に陥りやすいです。下痢、嘔吐の症状が出た場合には、速やかに受診しましょう。 食中毒の中には抗生剤が効くものもあります。症状の出る直前〜1週間くらいの食事を先生に伝えられるとベストです。

 

 食中毒の原因となる菌の中には加熱や冷蔵、アルコールを代表する殺菌に耐えるものもあります。予防対策を行うことが最も大切ですが、もし食中毒になってしまった時には適切な対応をし、二次感染を起こさないように注意しましょう。

【感染症は目でも起こる!コンタクトレンズから起きる目の感染症とは】

 

こんにちは、デンネツ広報担当です。みなさんはコンタクトレンズをつけてしまったまま眠ってしまったことはありますか?

コンタクトレンズをつけたまま眠ると目に悪い、失明すると昔から言われていますが、具体的にどうして目に悪いか知っている方は少ないと思います。今回はそんなコンタクトレンズなどの間違った使用方法が招く目の感染症についてご紹介します。 

 

眼球に発症を起こす感染症を「角膜感染症」と言います。

角膜感染症は、目の痛みや充血などの症状が現れ、進行すると視力が低下することもある病気です。

目の痛みや異物感、目の充血、涙、まぶたの腫れなど様々な症状が現れ、進行すると角膜が白く濁り視力が低下します。ひどい場合には、失明する危険性もあります。

コンタクトレンズをつけっぱなしにするとレンズに付着した目からの分泌物や汚れなどから雑菌が繁殖してしまい目への悪影響が起こりやすくなります。

 
 
また、角膜は涙を通じて空気中の酸素を取り入れています。
しかし、コンタクトレンズをつけると十分に酸素を取り入れられなくなります。コンタクトレンズの装着時間が長くなるほど、バリア機能が低下して、ドライアイや角膜感染症のリスクが上がります。
特に酸素透過性が低いソフトコンタクトレンズをつける場合は注意が必要です。


コンタクトレンズの間違った装用は「角膜のバリア機能の低下」と「目に入った雑菌が増える」ことが原因です。コンタクトレンズを正しく装用・ケアし、角膜に十分な酸素を送り届けることで、感染症を防止できます。
できるだけ酸素透過性が高いコンタクトレンズを装用しつつ、装着時間を減らすようにしましょう!

【予防を怠っているからじゃない!感染症にかかりやすい人、かかりにくい人の差とは】





こんにちは、デンネツ広報担当です。

 皆さんの中には予防接種を行ったのにインフルエンザに感染してしまった人、予防接種をしていないのに感染しない人、インフルエンザA型とB型の両方を同時に、あるいは一度感染したのに再度違う型に感染してしまった人など……様々な経験者がいらっしゃると思います。

 

今回は「どうしてインフルエンザにかかる人とインフルエンザにかからない人がいるのか」をお話ししたいと思います。

 

 感染症にかかりやすい人とかかりにくい人の違いは、免疫力の差にあると言われています。

免疫力とは、体に入ってきたウイルスや病原菌など、あるいは望まれない侵入生物を、防いだり排除したりして、体を守る力のことを指します。

このはたらきには大きく分けて自然免疫と獲得免疫の2種類があります。 

 

自然免疫とは、感染症を引き起こす細菌やウイルスが体内に侵入した時、排除しようと働く免疫のことを指します。体の基礎的な体力だけでなく、生活習慣や運動、食事などによっても、個人差が出ると考えられています。  

 

一方の獲得免疫は、一度入ってきた病原体を学習し、再び入ってきたときに、排除しようと働く免疫のこと。適応免疫ともいい、一度かかった病気にかかりにくくなったり、もう一度かかったりしたとしても治りが早くなるのは、この働きによるものです。

 

 一般的にワクチンは、この獲得免疫の働きを利用しており、ワクチンを打って疑似的に感染した状態を作り、免疫力を育てています。 

年を重ねるほど感染症にはかかりにくくなりますが、それは学習した獲得免疫があるからです。

 

感染症にかかりやすい人は、自然免疫と獲得免疫を合わせた力が弱いせいであり、必ずしも予防を怠ったからではないのです。

 

 現代では清潔な環境での生活が当たり前になり、自然免疫・獲得免疫を高める機会が減りつつあります。

 

基礎体力をつけ、食事と運動に気をつけて、規則正しい生活をするなど、日頃から自然免疫を強化しておくと、感染症予防や感染後の回復の早まりにつながります。

ニュースで聞く「重症」ってどのくらい?

【ニュースで聞く「重症」ってどのくらい?】
こんにちは、デンネツ殺菌ボックスです。
インフルエンザが猛威を振るう昨今、ニュースでは感染者数や重症者数が報じられています。
よく報じられるこの「重症者」という表現、どれくらいの容体の方が当てはまっているか知っていますか?

 

この症状の重さは

 

軽症<中等症<重症

 

の順に症状が強いと決まっており、それぞれ症状の基準があります。

 

・軽症……入院が不要なもの
・中等症…命の危険はないが入院の必要がある
・重症……生命の危険の可能性がある
・重篤……生命の危険が切迫している(心臓・呼吸が停止しているもしくは停止の恐れがある)

 

体がいくら辛くても、入院をしなければ軽症扱いということで、
普段我々が考えている重症度よりとても重いことで驚いた方も多いのではないでしょうか。

 

普段なんとなく聞く重症、軽症などのワード、症状の基準を知ってから見ると、イメージも大きく変わりますね。
最近はインフルエンザの感染者数か9週連続で増加しており、重症者も増えつつあります。
感染症対策を徹底し、感染予防に努めましょう!

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