デンネツ殺菌ボックス 製品情報

KIYOME スタンダードタイプ 試験結果

デンネツ殺菌ボックス KIYOME(きよめ)の除菌能力を第三者機関に依頼、強力な除菌能力を調査しました。
また、安全面に関わる紫外線の影響を第三者機関および自社試験にて測定しました。

殺菌能力

大腸菌 殺菌効果試験

試験依頼先:一般財団法人 日本食品分析センター 試験成績書発行年月日:2016年2月17日
試験結果番号:第16001571001−0101号

大腸菌の菌液を塗抹した寒天平板を試験平板とした。検体内の依頼者指定の位置に試験平板を設置し、検体を作動させた。作動5及び15秒後に試験平板を採取し、培養後、試験平板上の生育集落数を計測した。また、測定は3回実施した。

1試験菌

Escherichia coli NBRC 3972(大腸菌)

2試験菌液の調製

試験菌を普通寒天培地[栄研化学株式会社]で35℃±1℃、18〜24時間培養した後、精製水に浮遊させ、菌数が約103/mLとなるように調製し、試験菌液とした。

3試験平板の調製

普通寒天培地をプラスチックシャーレ(∅90mm)に15mL分注し、固化させた後、試験菌液を0.1mL塗抹した。

4試験操作

検体内の天井面から約18cmの位置に試験平板を設置し、検体を作動させた。作動5及び15秒後に試験平板を採取し、35℃±1℃、2日間培養後、試験平板上の生育集落数を計測した。なお、作動前の試験平板についても同様に試験し、生育集落数を計測した。

試験平板上の生育集落数計測結果

試験菌 区分 生育集落数(/枚)
測定-1 測定-2 測定-3
大腸菌 作動前 116 100 114
検体作動5秒後 59 35 37
検体作動15秒後 0 0 0

試験結果 測定3回ともたった15秒で大腸菌が全て除菌!

黄色ブドウ球菌 殺菌効果試験

試験依頼先:一般財団法人 日本食品分析センター試験成績書発行年月日:2016年2月17日
試験結果番号:第16001571001−0201号

黄色ブドウ球菌の菌液を塗抹した寒天平板を試験平板とした。検体内の依頼者指定の位置に試験平板を設置し、検体を作動させた。作動5及び15秒後に試験平板を採取し、培養後、試験平板上の生育集落数を計測した。また、測定は3回実施した。

1試験菌

Staphylococcus aureus subsp.aureus NBRC 12732(黄色ブドウ球菌)

2試験菌液の調製

試験菌を普通寒天培地[栄研化学株式会社]で35℃±1℃、18〜24時間培養した後、精製水に浮遊させ、菌数が約103/mLとなるように調製し、試験菌液とした。

3試験平板の調製

普通寒天培地をプラスチックシャーレ(∅90mm)に15mL分注し、固化させた後、試験菌液を0.1mL塗抹した。

4試験操作

検体内の天井面から約18cmの位置に試験平板を設置し、検体を作動させた。作動5及び15秒後に試験平板を採取し、35℃±1℃、2日間培養後、試験平板上の生育集落数を計測した。なお、作動前の試験平板についても同様に試験し、生育集落数を計測した。

試験平板上の生育集落数計測結果

試験菌 区分 生育集落数(/枚)
測定-1 測定-2 測定-3
黄色ブドウ球菌 作動前 137 133 130
検体作動5秒後 34 31 21
検体作動15秒後 0 0 0

試験結果 黄色ブドウ球菌もわずか15秒で全て除菌!

クロコウジカビ 殺菌効果試験

試験依頼先:一般財団法人 日本食品分析センター 試験成績書発行年月日:2016年3月11日
試験結果番号:第16001571002−1号 

クロコウジカビの菌液を塗抹した寒天平板を試験平板とした。検体内の依頼者指定の位置に試験平板を設置し、検体を作動させた。作動30秒後及び60秒後に試験平板を採取し、培養後、試験平板上の生育集落数を計測した。また、測定は3回実施した。

1試験菌

Aspergillus niger NBRC 105649(クロコウジカビ)

2試験菌液の調製

試験菌をPotato Dextrose Agar(Difco)で25℃±1℃、7日間培養した後、胞子を0.005%スルホこはく酸ジオクチルナトリウム溶液に浮遊させ、不織布フィルターでろ過後、菌数が約103/mLとなるように調製し、試験菌液とした。

3試験平板の調製

ポテトデキストロース寒天培地[栄研化学株式会社]をプラスチックシャーレ(∅90mm)に15mL分注し、固化させた後、試験菌液を0.1mL塗抹した。

4試験操作

検体内の天井面から約18cmの位置に試験平板を設置し、検体を作動させた。作動30、45及び60秒後に試験平板を採取し、25℃±1℃、7日間培養後、試験平板上の生育集落数を計測した。、作動前の試験平板についても同様に試験し、生育集落数を計測した。

試験平板上の生育集落数計測結果

試験菌 区分 生育集落数(/枚)
測定-1 測定-2 測定-3
クロコウジカビ 作動前 109 109 88
検体作動30秒後 37 33 18
検体作動45秒後 5 3 5
検体作動60秒後 1 0 0

試験結果 強力なクロコウジカビも60秒後には99%除菌!

紫外線透過率

ガラス素材の紫外線透過率測定

試験依頼先:埼玉県産業技術総合センター 試験成績書発行年月日:2016年2月25日 成績書番号:I15-5568-1

デンネツ殺菌ボックスKIYOME(きよめ)に使用しているフロートガラスの分光光度計による定量分析を行った。

試験方法

分光光度計UV-3600((株)島津製作所)および積分球LISR-3100((株)島津製作所)を用いて240nm〜320nmの透過率を測定した。

試験結果

試験結果 ガラス素材の特性として紫外線99.9%以上をカット!

UV-C紫外線強度測定

試験:株式会社デンネツ伊奈工場

実機を作動し、ガラス越しでのUV-C※紫外線強度を測定した。
※UV-Cとは…UV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類される紫外線の中でも波長(ナノメートル)が最も短く強力な紫外線。

試験方法

実機のガラスに紫外線強度測定装置を設置し、除菌ランプの点灯前と点灯中で紫外線強度を測定、比較した。

試験結果

試験結果 除菌ランプ点灯中も実機からUV-C紫外線は透過せず、完全にシャットアウト!

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